受水槽(貯水槽)給水方式のメリット・デメリット

受水槽(貯水槽)給水方式とは、水道の水をいったん貯めてから
給水する方式で、以下のようなメリットとデメリットが
生じます。

■メリット:

・受水槽(貯水槽)に水を貯めることができるので、
 その水がなくなるまで災害や水道工事等による断水が
 発生しても水を利用することができます。

・水道の配水管の圧力は同じ市町村であっても、
 地区によって水圧の差が生じますが地区の差なく
 利用可能です。

・加圧、増圧ポンプの利用で高層の建物であっても
 利用可能です。

■デメリット:

・受水槽(貯水槽)は寿命があり、通常25年程度で寿命が
 来て取替えが必要です。

・ポンプの稼働が止まらないように定期的な点検管理が
 必要です。

・直結給水方式に比べると貯水するので、
 その分の水質劣化が生じます。

・水質維持のため受水槽(貯水槽)の管理・点検・清掃が
 必要です。


 受水槽(貯水槽)10立方メートルを超えると水道法により
 1年以内に1回の水質の安全を保つための清掃と
 厚生労働大臣が指定する検査機関の定期検査が必要です。
 10立方メートル以下の場合は、県または市の条例の規制を
 受け、管理基準に基づいた清掃や水質検査が必要です。

・配水管の水圧を利用を直接利用せずに、
 ポンプを使用するためエネルギーの有効活用に劣ります。

・受水槽(貯水槽)の設置費用、設置スペースが必要です。

・以上のような事由により、イニシャル費用、
 ランニング費用が高額となります。