全国各市町村の水道局 直結給水方式の拡大推進理由

全国の市町村の水道局は、配水管設備やポンプ所等の施設整備が
進展し、従来より一定以上の水圧が確保されてきています。
そのため、新築建物はもとより既存の建物においても
受水槽(貯水槽)給水方式から、直圧給水方式にすることで
経費節減や省エネルギー、及び衛生面の向上が図れるとして
直圧給水方式の利用を推進拡大しています。

直結給水方式への拡大のもっとも大きな理由は、水質の問題です。
受水槽(貯水槽)の有効容量10立方メートルを超える建物
(マンションで言えば20世帯以上の建物に概ね該当)は
法律によって必要な管理方法が義務づけられているので、
質の問題は比較的多くありません。

しかし、全体の9割に達する10立方メートル以下の
受水槽(貯水槽)では、県や市の条例によって管理、点検が
義務付けられているのみで法的な規制がなく
適正な維持管理が十分でない場合が見られます。

 
このため、新築物件はもとより、既存の受水槽(貯水槽)
利用している物件も管理に手間と費用のかかる受水槽(貯水槽)
なくし、直結給水方式に切り替えることを各市町村が推進しています。